科研・基盤研究(A)「現代日本における戦争観・平和観の実証的研究」第2年度(2019年度)は、下記のように研究を進めました。
- 計10回の定例研究会 * を京都大学にて開催し、研究成果公開のための共著書の出版の準備を進めました。共著書の全原稿を2020年2月に完成・入稿し、吉田純編・ミリタリー・カルチャー研究会著『ミリタリー・カルチャー研究――データで読む現代日本の戦争観』として、青弓社から2020年7月に刊行予定となりました。
* 2019年4月14日、5月26日、6月30日、8月7日、9月16日、10月22日、11月24日、12月22日、2020年1月12日、2月9日 - 2019年8月26日~28日、青森県の3つの自衛隊関連施設(陸上自衛隊青森駐屯地、海上自衛隊大湊地方総監部、航空自衛隊三沢基地)を訪問し、3自衛隊の広報活動担当者などの幹部自衛官からの聞き取りや、施設・装備および活動全般についての現地調査をおこないました。
- 先行研究の検討、上記定例研究会や現地調査で得られた知見、および既存の政府や報道機関による世論調査の結果等を総合的に精査し、今後の研究計画、とくに第3年度(2021年度)に実施する、戦争観・平和観に関する全国規模調査の調査項目の検討の基礎となる知見を集約しました。
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