ウェブサイトとデータベースの更新

2026年10月21日に発表されたプログラミング言語「PHP」の重大な脆弱性の影響により、ミリタリー・カルチャー研究会のウェブサイトおよび3つのデータベースはいずれもいったん閉鎖を余儀なくされましたが、11月2日、セキュリティ対策を施したうえで更新・再公開をおこないました。

下記3つのデータベースは、システムの制約により、以前のような高度な検索はできなくなり、フリーキーワード検索のみ可能となります。ただし、各列ごとの並べ替え(たとえば著書の発行年による並べ替え)はできるようになりました。どうぞご了解ください。

なお、戦友会データベースは、件数が5000件近くと多いため、ページを表示してから検索窓が表示されるまで、若干時間がかかります。この点もご了解ください。

またあわせて、「研究組織」のページも現状を反映したものに更新しました。

今後も、本サイトをよろしくお願いいたします。

「自衛隊退職者の著書データベース」のデータ追加

「自衛隊退職者の著書データベース」のデータ(ID : 619~649、計31件)を追加しました。
今後も、順次、データを追加していく予定です。

第76回関西社会学会大会での研究報告

第76回関西社会学会大会 (2025年5月31日、摂南大学寝屋川キャンパス) にて、研究代表者・吉田と研究協力者・津田が、下記の研究報告をおこないました。

2024年度の研究実績概要 (科研・基盤研究(B))

科研費「現代日本の戦争観・平和観とその歴史・文化的背景に関する社会学的研究」(基盤研究B、2022~24年度)第3年度(2024年度)は、下記のように研究を進めました。

  • 研究代表者・研究分担者・研究協力者が参加する計9回の定例研究会を、京都市内の会議室とオンラインのハイブリッド方式にて開催し、下記の研究実施についての打ち合わせをおこないました。
  • 2024年5月、第75回関西社会学会大会・開催校シンポジウム「戦争社会学の可能性と課題」おいて、研究代表者・吉田と研究協力者・津田が研究成果の報告をおこないました。
  • 前年度に実施した自衛隊退職者意識調査データに基づいて分析を進め、その成果を2024年8月、『元自衛隊員は自衛隊をどうみているか――自衛隊退職者に対する意識調査・報告書』(青弓社)として公開しました。
  • 2025年3月、上記データの分析に基づく論文「自衛隊と市民社会の関係に対する元自衛隊員の意識――自衛隊退職者調査に基づく計量分析――」を、京都大学の紀要『社会システム研究』第28号に発表しました。
  • 2025年1月、自衛隊退職者調査に関連するデータとして、「自衛隊退職者の著書データベース」を作成・公開しました(初期データは研究協力者・津田壮章が作成しました)。
  • 2025年2月、2023年の自衛隊退職者調査との比較のため、一般市民を対象とした自衛隊・安全保障問題に関する計量的意識調査をWebモニター方式で実施しました(回収数2064)。
  • 2025年3月、現代日本の戦争観・平和観の歴史・文化的背景についての質的調査の一環として、福岡県の戦争博物館・資料館6館の実地調査を実施し、資料館運営者2名への聞き取り調査をおこないました。

「自衛隊退職者の著書データベース」公開

2025年1月23日、本サイト内にて、「自衛隊退職者の著書データベース」を公開しました。

本データベースは、日本国内において出版された自衛隊退職者の書籍データ600件強を収録しています(2024年5月時点)。自衛隊退職者が著者の作品を対象としており、論文集、雑誌記事、翻訳書等は収集していません。一部、現職自衛隊員の単著や共著も含みます。

初期データは、ミリタリー・カルチャー研究会のメンバーである京都大学大学院人間・環境学研究科教務補佐員・津田壮章が作成しました。今後も適宜、データの追加修正をおこなってゆく予定です。

『元自衛隊員は自衛隊をどうみているか――自衛隊退職者に対する意識調査・報告書』刊行

2023年6月に自衛隊退職者を対象として実施した「安全保障・防衛問題に関する意識調査」報告書が、8月26日、青弓社より『元自衛隊員は自衛隊をどうみているか――自衛隊退職者に対する意識調査・報告書』として刊行されました。

上記リンク先の「試し読み」で、目次と「はじめに」をお読みいただくことができます。

前著『日本社会は自衛隊をどうみているか』と両輪をなす調査報告書であり、今後の軍事・安全保障問題に関する討議のための基礎データとして、ぜひ多くのかたにご参照いただければ幸いです。

2023年度の研究実績概要 (科研・基盤研究(B))

科研費「現代日本の戦争観・平和観とその歴史・文化的背景に関する社会学的研究」(基盤研究B、2022~24年度)第2年度(2023年度)は、下記のように研究を進めました。

  • 研究代表者・研究分担者・研究協力者が参加する計10回の定例研究会を、京都大学とオンラインのハイブリッド方式にて開催し、下記の自衛隊退職者調査の準備、および実施後のデータ分析と報告書の作成を進めました。
  • 2023年6月、(株)マクロミルに委託し、自衛隊退職者(同社のWeb調査モニター2060人)を対象とする「安全保障・防衛問題に関する意識調査」を実施しました。自衛隊退職者は、かつては軍事専門職として防衛の任に当たり、かつ現在は一般市民として地域社会の中で生活しているという両面性をもつため、その戦争観・平和観を分析することにより、現代日本の戦争観・平和観に関するより客観的な知見を得ることを目的としました。調査項目は、安保関連3文書、日本の安全保障環境、防衛政策、防衛体制、「日本有事」の可能性、および自衛隊の組織等についての考えを問う設問を中心としました。

「平和・安全保障問題に関する世論調査データベース」データ追加(6)

平和・安全保障問題に関する世論調査データベースに、ID:481~485の5件のデータを追加しました。

「平和平和・安全保障問題に関する世論調査データベース」データ追加(5)

平和・安全保障問題に関する世論調査データベースに、ID:468~480の13件のデータを追加しました。

2022年度の研究成果に関するメディア報道等

2022年度の研究成果に関するメディア報道および一般雑誌等の記事について、下記のとおり情報をまとめてお知らせします。なお、学術雑誌での研究成果公開については、「これまでの研究」のページをご覧ください。

今後も、このように積極的に研究成果について情報発信していきたいと考えています。

【新聞記事】

【一般雑誌等記事】

  • 吉田純「意識調査からみた日本人の自衛隊像 「関心派」と「無関心派」の間で深まる分断」、『中央公論』2022年11月号、 84-90頁、2022年

上記記事の英訳が、外務省の海外発信サイト Discuss Japan — Japan Foreign Policy Forum の下記記事として公開されました。